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とちぎ子どもの未来創造大学の講座で「被災地のがれきを利用したフォトフ レームづくり」 を開催しました

 令和3年12月19日、栃木県教育委員会主催のとちぎ子どもの未来創造大学の講座「被災地のがれきを利用したフォトフレームづくり」がオンラインで開催されました。担当したのは共同教育学部の長谷川万由美教授です。長谷川教授は東日本大震災以降、何度も被災地に足を運び、学生とともに支援活動にあたってきました。東日本大震災ほどの大きな災害でも、若い世代に語り継いでいかなければ貴重な経験も風化していってしまうとの思いから、今回の講座を企画したそうです。
 参加したのは小学校4年生から6年生の子どもたち17名です。津波がおこるメカニズムについて学んだり、東日本大震災で津波の被害にあった小学校や子どもたちの生活について考えたりした後、東日本大震災の瓦礫のチップを利用した「瓦Re:きっとフォト」というフォトフレームを作りました。
 参加した子どもたちは、東日本大震災が起こったときにはまだ幼く、初めて聞く話ばかりだったようです。誰かが使っていた大事なものだったかもしれない瓦礫のチップでフォトフレームを飾ることで、震災について、また津波について考えるきっかけになりました。

【子どもたちの感想から】
「フォトフレームづくりも楽しかったし、地震や津波についても学べたからよかった。」
「実際に、被害を受けた県や町に行って応援したいです。またやってほしいです。楽しみです。」
「東日本大震災の被害の大きさを知りました。がれきの一部を使うことで震災を忘れないようにと思います。」

完成したフォトフレーム12作品

<関連リンク>
とちぎ子どもの未来創造大学ホームページ