トピックス
2022年度 宇都宮大学国際学部公開セミナー:「国際問題を考える」高校生との夏の交流会 子どもの国際人権ワークショップを開催しました
2022年8月29日(月)に高校生を対象とした宇都宮大学国際学部公開セミナー:「国際問題を考える」高校生との夏の交流会子どもの国際人権ワークショップが開催されました。国際人権や紛争などの国際問題に関心のある高校生たちが集い、国際学部藤井広重研究室と大学のサークル活動団体国際平和と司法研究会(UIPJ)の学生たちよるファシリテーションによって、架空の紛争経験国の状況からどのように国際人権基準に基づいたまちづくりを進めるべきかを生徒たちが話し合い、プレゼンテーションを実施しました。
学生リーダーを務めた国際学部4年の新井廉さんは「今回行った『子どもの国際人権ワークショップ』では、人権という日本で日常生活を過ごしている中ではなかなか意識して体感できないことを活動を通して、その意義を実感してもらえたと参加者の様子から感じることができ、有意義なイベントになりました。実際に高校生からも興味関心を感じたと伝わるコメントをいただき、このワークショップの重要性を再確認することができました。また、学生という立場上、自分が大学で学んできたことを人に教えるという機会はなかなか得られないため、私の経験としても多くのことを学ぶことができたイベントになったと思います。参加者にとって本ワークショップが、現在世界が抱えている国際問題に関心を持つ一つのきっかけになっていただけるように今後も活動の発展に精進して参りたいと思います。」と感想を述べました。
また、参加した高校生からは「講義だけでなくロールプレイを通して実際に自分自身で人権について主体的に考えることができ、この分野に興味を持つことができました。普段の高校の授業では、このような専門な学習をすることはないため、多くの学びを得ることができました」、「ワークショップに参加することで今まで以上に人権の重要性を実感することができました。宇都宮大学国際学部では、このような学びができるということも身を持って体感することができ、進路選択の参考にもなりました。またこのようなワークショップに参加してみたいです」との感想が聞かれました。
子どもの国際人権ワークショップについての詳細は、以下にお問い合わせください。
担当教員:藤井広重 国際学部准教授
参考URL:
宇都宮大学国際学部多文化公共圏センター国際平和と人権人道法研究会
なお、本イベントは宇都宮大学令和4年度イベント等支援経費による助成をうけた『Global Week to #Act4SDGs参加プロジェクト』の取り組みの一環として実施されました。