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[プレスリリース]起床時心拍情報はアスリートのメンタルヘルス低下を予測するバイオマーカーとなるか?-エリートラート競技選手による単一事例研究から-
共同教育学部の松浦佑希助教と新潟医療福祉大学 健康スポーツ学科の越智元太講師の研究グループは、『The Potential of Heart Rate Variability Monitoring for Mental Health Assessment in Top Wheel Gymnastics Athletes: A Single Case Design (エリートラート選手における心拍変動モニターがメンタルヘルス低下を予測できるか?:単一事例研究)』の研究成果を、応用心理生理学とバイオフィードバックに関する国際誌『Applied Psychophysiology and Biofeedback』にて発表しました。本研究では、世界選手権優勝経験のある日本代表ラート競技選手1名を対象に、20か月間メンタルヘルス、起床時心拍情報をモニターし、心拍情報の1つである起床時立位姿勢で計測される心拍変動が個人内のメンタルヘルスの変動と関係することを解明しました。本成果は、起床時心拍変動がアスリートのメンタルヘルス低下を予測するバイオマーカーとして有用であることを示す、数少ない単一事例研究です。 本研究は『2022年度新潟医療福祉大学共同研究・共同利用研究課題』として実施されました。
ラート競技の図
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【担当・問合せ先】
共同教育学部 松浦佑希 助教
TEL:028-649-5378
E-mail:yuki-matsuura※cc.utsunomiya-u.ac.jp
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共同教育学部 松浦佑希 助教