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[プレスリリース]ディジタルホログラフィーによる生細胞3次元 シングルショット蛍光・位相イメージング
神戸大学先端融合研究環の的場修教授、システム情報学研究科のManoj Kumar特命助教、全香玉助教らと、京都工芸繊維大学の粟辻安浩教授、宇都宮大学の玉田洋介准教授らの研究グループは、蛍光タンパク質を用いて細胞核を蛍光標識した植物細胞を用いて、ディジタルホログラフィー※1による生細胞3次元シングルショット蛍光・位相イメージングを実証しました。
本技術は、生命科学に必要不可欠になりつつある生細胞イメージングの新しい基盤となるとともに、植物における幹細胞化プロセスの可視化による解明に繋がることが期待されます。
この研究成果は、5月15日に、シュプリンガー・ネイチャー社が出版する科学論文誌Scientific Reportsに掲載される予定です。
【ポイント】
●蛍光および位相の高速3次元スキャンレス撮像を可能にする一体化システムを提案した。
●一体化システムにおける蛍光イメージングを定式化した。
●1枚の2次元像から空間3次元の蛍光・位相像を再生し、タイムラプス観察も可能にした。
●植物幹細胞化プロセス解明への応用が期待される。
詳細はこちら(PDF)をご覧ください。
【問合せ先】
宇都宮大学工学部
准教授 玉田 洋介(たまだ ようすけ)
E-mail: tamada※cc.utsunomiya-u.ac.jp
(※を半角@に置き換えてください)