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[プレスリリース]世界初!魔法のように新聞紙面が宙に浮く? 企業と連携した空中ディスプレイを用いた報道展の案内
宇都宮大学工学部山本裕紹教授及び同研究室は、株式会社日刊スポーツ新聞社(代表取締役社長:高田誠、本社:東京都中央区築地)と、新たなデジタルデバイスである「空中ディスプレイ」を用いた報道展を開催いたします。
スターウォーズなどのSF映画で描かれた、空中に画像・映像が映し出されるシーン。空中ディスプレイは近未来のデバイスとして、日々研究が続けられています。今回、山本研究室と日刊スポーツ新聞社が提携し、再帰反射による空中結像(AIRR)を用いた空中ディスプレイを、日刊スポーツ新聞社の本社ラウンジ1階に設置します。
公共空間に向けた空中画像の提示実験としては世界初。デジタルコンテンツの発信だけではなく、屋外広告としての活用など将来的な実装を視野に入れた社会実証実験との位置づけです。最近では、新型コロナの感染対策の観点で注目を浴び、非接触型の空中パネルを実現する技術に期待が高まっています。今回、空中でお絵描きができる非接触型のデジタルデバイスも用意。コロナ禍で提唱されるニューノーマルの生活様式にも対応した新たな表現方法を共同で探求していきます。
空中ディスプレイの研究は、科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業ACCEL(JPMJAC1601)および科学研究費助成事業(20H05702、19H04155)の支援をうけたものです。また今回の空中ディスプレイと非接触型デジタルデバイスはともに、日本カーバイド工業株式会社(代表取締役社長:杉山孝久 本社:東京都港区)のリフレクター(再帰反射シート)を使用しています。
◆展示概要
【イベント名】 「宇都宮大学×日刊スポーツ 空中ディスプレイ報道展2020」
【日 時】 2020年12月24日(木)~2021年1月11日(月)
【場 所】 株式会社日刊スポーツ新聞社1階 ラウンジスペース
(東京都中央区築地3-5-10)