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公益財団法人日本植物調節剤研究協会との連携・協力に関する協定を締結しました

 宇都宮大学は公益財団法人日本植物調節剤研究協会と6月1日(火曜日)に連携・協力に関する協定を締結しました。この協定は、本学の雑草管理教育研究センターと、日本植物調節剤研究協会研究所の相互の研究交流を通じて雑草管理技術開発を加速するとともに、実社会で求められる優秀な人材の育成に寄与することを目的として締結したものです。
 雑草管理教育研究センターの前身は1967年に設置された農学部付属雑草防除研究施設で、そこで開発された土壌処理層理論は除草剤の土壌処理に関わる基本技術として今でも世界中で活用されるなど、数々の世界的な研究成果を生み出してきた歴史あるセンターです。一方、公益財団法人日本植物調節剤研究協会は日本各地に除草剤の評価・利用技術開発の拠点を有する国内唯一の団体であり、日本で現在販売されている多くの除草剤の評価・開発に関わってきています。
 雑草管理技術開発に対するニーズはこれまでにないほど高まっていますが、雑草分野の研究者・技術者は、同じ作物保護分野の病害虫分野と比較して関係機関やそこに所属する研究者・技術者が圧倒的に少ないのが現状であり、関係機関が補い合いあって機能を強化していくことが強く求められています。このたびの協定に基づいて両者が連携・協力することで、技術開発、人材育成の両面から新しい技術の社会実装が加速されることが期待されます。

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雑草管理教育研究センター