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教育 研究

卒業生2人が令和4年度日本植物病理学会大会で受賞しました

 3月に行われた令和4年度日本植物病理学会大会において、本学卒業生の守川俊幸さん(1985年3月農学部卒、1987年3月農学研究科修士課程修了)が学会賞を、卒業生(研究当時修士2年)の福島千夏さん(2020年3月農学部卒、2022年3月地域創生科学研究科修士課程修了)が学生優秀発表賞を受賞しました。

 守川さんの受賞タイトルは「難防除ウイルス病の生態および防除に関する研究」で、特にチューリップに感染するウイルスの研究を長年にわたって行っており、植物病理学の発展に大きく貢献したことが評価されました。2020年に農学部植物病理学研究室との共同研究によりゲノム配列を決定したチューリップ条斑ウイルスの成果も含まれています。

 福島さんは「ムギ類萎縮ウイルスの蛍光タンパク質発現ベクター化と接種法の検討」というタイトルで口頭発表と質疑応答、その後チャットによる質疑応答を行いました。約3年間にわたり農学部植物病理学研究室で行った多くの条件検討により本ウイルスベクターが持つ蛍光タンパク質をオオムギで安定して発現させられるようになったことが評価されました。




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植物病理学研究室
一般社団法人日本植物病理学会