［イベント］第163回オプティクス教育研究セミナー 「データ駆動型レーザー加工 －高速レーザー変調とモニタリング技術開発－」 を開催します（4/13）

 レーザー加工は、非接触加工の特徴を生かして硬い物質から軟らかい物質、複合材を含めたマルチマテリアルに適用でき、難加工材の精密加工も可能な製造技術として期待されています。一方で、レーザー加工では複雑に相関する複数のパラメータが存在し、各種材料に対する最適条件を導き出す工程数が膨大なため、レーザー加工技術の真の産業実装には、プロセス条件の高速最適化技術の開発が急がれます。そこで、超短パルスレーザー微細加工を対象にデータ駆動型レーザー加工技術開発に取り組んでいます。加工のリアルタイムモニタリング計測から得られるデータをベースとした高速制御や、データを利用したシミュレーション、AIによるパラメータ高速最適化により、レーザー加工のダイナミクスを自在に制御できるアクティブ制御レーザー加工の実現を目指します。
 本講演では、超短パルスレーザー加工の概要と、アクティブ制御レーザー加工のコア技術として開発中の高速レーザー変調とインプロセスモニタリングの取り組みについて紹介します。

講師：奈良崎 愛子 博士（国立研究開発法人産業技術総合研究所）

【開催概要】
〇日　時：2023年4月13日（木）16:00〜17:00
〇場　所：陽東キャンパスオプティクス教育研究センター
     4階コラボレーションルーム及びオンライン
〇対　象：一般の方の参加も可能です。興味のある皆様のご参加をお待ちしています。
     参加をご希望の方はこちらからお申込みください。

【問合せ先】
オプティクス教育研究センター
E-mail：core※cc.utsunomiya-u.ac.jp
（※を半角＠に置き換えてください。）