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[学生の皆さんへ]令和5年度 学生生活講習会 Web版 第3回 薬物乱用「ダメ。ゼッタイ。」
薬物乱用とは決められたルールを守らないで薬物を使用することで、法律で禁止されている違法薬物(覚醒剤、大麻、MDMA、危険ドラッグ等)を使用することや医薬品を医療目的以外に使用することをいいます。
警察庁の発表によると、令和4年の薬物事犯の検挙人数のうち大麻は5,342人で覚醒剤に次いで2番目に多くなっています。過去最高であった昨年よりは減少しているものの、依然として高水準であり、30歳未満の検挙人数は全体の7割を占めています。
危険ドラッグ乱用者の30歳未満の検挙人数は152人で検挙者の半数を超えています。危険ドラッグは、お香、バスソルト、アロマなど一見しただけでは危険薬物に見えない名称やパッケージで売られており、「安心」「合法」という印象を与えますが、覚醒剤や大麻など規制薬物の化学構造に似せて作られており、身体への影響は規制薬物と変わりません。
インターネットやSNSでは、「肌にいい」「痩せられる」「大麻は天然だから身体に悪くない」といった誤った情報が流れていますが、大麻や危険ドラッグはゲートウェイドラッグと呼ばれ、覚醒剤などの危険性が高い薬物の使用に繋がるものです。「一回だけなら大丈夫」と軽い気持ちで使い始めて依存症となり、取り返しがつかない人生とならないためにも、一回だけでも「ダメ。ゼッタイ。」なのです。誘われた際、少しでも迷っている素振りを見せるとまた誘われてしまうので、「キッパリ」と断りましょう。
また、海外では大麻入りのクッキーやキャンディなどが販売されていることがありますが、間違って食べたり、日本に持ち帰らないよう注意してください。
相談したいことがありましたら、学生なんでも相談窓口に相談してください。
※6月26日は国連が定めた「国際麻薬乱用撲滅デー」です。これに合わせて6月20日~7月19日は「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」(厚生労働省)を実施しています。
【関連リンク】
○各種学生向け講習会
○政府広報オンライン「暮らしに役立つ情報」 若者を中心に大麻による検挙者が急増!「誘われて」「興味本位で」が落とし穴に。(内閣府、警察庁)
○あやしいヤクブツ連絡ネット(厚生労働省)
○薬物相談について(栃木県)
○薬物乱用防止啓発映像「大麻の誘惑」(警視庁)
○依存症対策(厚生労働省)
【協 力】
宇都宮市保健所
【お問い合わせ】
学務部学生支援課
MAIL:kagai-g※miya.jm.utsunomiya-u.ac.jp
(※を半角@に変更してください。)